「月収50万円可能!」「未経験から稼げる!」「自由な働き方!」
広島で軽貨物の業務委託会社を探していると、こうした言葉ばかりが目に入ってきます。実際に応募して話を聞いたら「思ってたのと全然違った」「経費引いたら手取り20万円台」「車両トラブル時に放置された」── そんな経験、ありませんか。
軽貨物の世界では、会社選びを間違えると、いくら走っても手元にお金が残らないという事態が普通に起こります。逆に、いい会社を選べば、長く安定して稼げる仕事になります。
この記事では、広島市内で実際に軽貨物配送を運営している私たち(株式会社エンプロイーズワン)の視点から、会社を選ぶ前にチェックすべき7つのポイントと、面談で必ず聞いておくべき質問リストを、業界の内側から包み隠さず公開します。
なぜ「会社選び」で人生が変わるのか
軽貨物配送は、業務委託契約(個人事業主)でやる仕事です。契約する会社次第で、月の売上・経費の自己負担額・拘束時間・緊急時のサポート、すべてが大きく変わります。
同じ「広島市内で軽貨物」をやっていても、会社が違えば最終的な手取りに 10 万円以上の差が出ます。
✕ 条件が悪い会社
売上 40 万・経費 14 万・税金 3 万 = 手取り約 23 万
中抜きで単価が下がり、車両トラブル時の代車もなし。
✓ 条件が良い会社
売上 42 万・経費 12 万・税金 2.5 万 = 手取り約 27 万
元請けと直接契約、車両サポートあり。
「どこも同じだろう」と思って最初に目についた会社で契約してしまうのが、一番危ない選択です。下記 7 つのチェックポイントを面談前に整理しておきましょう。
チェックポイント1: 案件単価が公開されているか
軽貨物の売上は、「1個あたりの単価 × 配達個数」 で決まります。
- 宅配 1 個あたり:100〜200 円
- ポスト投函:50〜80 円
- チャーター便:時間単価
この単価を面談前 or 面談時にはっきり提示しない会社は、避けたほうが無難です。理由は単純で、後から「実は手数料を引いた額です」と言われるパターンが多いからです。
うちの場合(参考値):宅配 1 個 170 円、ポスト投函 60 円。これは中抜き業者を挟まない直接契約のため、表示単価がそのままドライバーの売上になります。
チェックポイント2: 「中抜き」の有無
軽貨物業界には、元請け → 一次請け → 二次請け → ドライバーという多重下請け構造があります。間に挟まる会社が増えるほど、ドライバーの手元に残る単価は下がります。
面談で聞くべき質問:
「御社は、元請けから直接受注していますか?それとも仲介を挟んでいますか?」
直接契約なら、表示単価が事実上の上限価格です。仲介ありなら、そこから手数料が差し引かれます。
チェックポイント3: 毎月の自己負担経費を、具体額で答えられるか
これは最重要のチェックポイントです。軽貨物は、売上から下記の経費を全て自己負担で引いた額が手取りです。
合計で月 12〜15 万円が、走った売上から消えます。
「経費っていくらかかりますか?」と聞いた時、ハッキリした金額で答えられない会社は要注意。「人によります」「だいたい◯万円くらい」しか言わない会社は、入社後に経費の話で揉める可能性が高い。「内訳はこうです」と紙やデータで見せてくれる会社を選びましょう。
詳しくは 軽貨物の経費 全部リスト(リアル数字付き) もご覧ください。
チェックポイント4: 拘束時間と週稼働日数の標準値
「自由な働き方!」と謳いつつ、実際は朝 8 時〜夜 9 時の 13 時間拘束が当たり前という会社もあります。
聞くべき質問:
「標準的な 1 日のスケジュールを教えてください。何時にセンター入り、何時に終わるのが平均ですか?」
「週何日稼働が標準ですか?月 20 日ですか?25 日ですか?」
うちの場合:1 日 12 時間(8 時〜20 時、休憩含む)、週 5 日稼働が標準です。繁忙期(12 月)は 12〜13 時間に伸びることがあります。
チェックポイント5: 仕事量の安定性
「今月は仕事ない」「案件が減った」と言われて稼働できない月があると、その月の経費はそのまま赤字になります。
聞くべき質問:
「直近 12 ヶ月で、ドライバーの稼働率が 50% 以下になった月はありますか?」
「閑散期(夏〜秋)はどれくらい仕事量が減りますか?」
うちでは、直近 12 ヶ月で稼働率 50% 以下になった月はゼロです。これは元請けと直接契約しており、安定した宅配案件を継続的に確保しているためです。
チェックポイント6: 車両トラブル時のサポート
軽貨物車は、毎日走り回っているうちに、必ず一度は故障や事故に遭遇します。その時、会社がどこまでサポートしてくれるかで、ドライバーの生活が大きく変わります。
聞くべき質問:
「車両トラブルや事故で稼働できない時、代車は出してもらえますか?」
「修理代は誰が負担しますか?」
うちでは、車両トラブル時に無料で代車を貸し出します(黒ナンバー保有のため、修理工場では用意できない代車を会社で持っています)。
チェックポイント7: 体調不良・急なお休みへの対応
体調を崩した時、家族の急用が入った時 ──「他のドライバーに迷惑かけてはいけない」と無理して出勤するか、それとも「真摯に対応してもらえる」のか。これは入社前には見えにくいですが、決定的に重要なポイントです。
聞くべき質問:
「ドライバーが急に休んだ時、どう対応していますか?体調不良で休みたいと連絡したら、どんな反応をされますか?」
この質問への返答で、その会社のドライバーに対する基本姿勢がほぼ分かります。
面談で必ず聞くべき質問リスト(保存版)
ここまでの内容を、面談時に持参するチェックリストにまとめました。スクリーンショットしてご自由にお使いください。
- 受注構造元請けから直接受注していますか?間に何社挟みますか?
- 単価1 個あたりの単価はいくらですか(宅配・ポスト投函)?
- 経費毎月の自己負担経費は具体的にいくらかかりますか?内訳を見せてもらえますか?
- 稼働標準的な 1 日のスケジュールと、週稼働日数を教えてください
- 仕事量直近 12 ヶ月で稼働率が下がった月はありますか?閑散期は?
- 車両サポート車両トラブル時、代車は出ますか?修理代の負担は?
- 休暇対応体調不良で急に休む場合、どう対応していますか?
- 実績入社 1 年目の平均売上、3 年目の平均売上を教えてください(実数値)
- 保険任意保険はどうなっていますか?月額いくらですか?
- 確定申告確定申告のサポートはありますか?
これらの質問に具体的な数字で答えられない会社、もしくは「人によります」を連発する会社は、入社後にトラブルが起こる可能性が高いです。
広島で軽貨物を始めるなら、まず情報を比較してください
軽貨物の世界では、「正直な数字を先に見せてくれる会社」 が、結果として一番割の合う会社です。
うちでは、上記すべての質問に対して、面談で実数値を全部開示しています。それを聞いた上で「うちで働きたい」と思ってもらえる方をお待ちしています。
逆に、「思ったほど稼げない」「経費がきつい」と感じる場合は、面談で辞退してもらって構いません。お互いの時間を無駄にせず、後から不満が残らない選び方こそが、長く続けられる仕事への第一歩です。
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お問い合わせ・応募
エンプロイーズワン(広島市佐伯区)では、業務委託の軽貨物ドライバーを募集しています。 売上の平均値・毎月の経費・拘束時間・向いていない人、すべて事前に開示してから面談します。